はじめに
キャンプには忘れ物がどうしてもつきもの。
いくら準備万端にキャンプギアを用意しても、キャンプ場に着いてから道具を使うときになって、「あれがない」「これがない」となることは多々あります。
そんな私は、スマートフォンのメモ機能にキャンプ用の持ち物リストを作成しています。
私の場合、
- ファミリーキャンプ用の標準キャンプリスト
- ソロキャンプ用の標準キャンプリスト
- ウルトラライトキャンプ用の標準キャンプリスト
を作成して、毎回のキャンプに忘れ物がないように注意しています。
なぜ標準のリストを作成しているのかというと、キャンプ場によっては設備が充実していて、いらないものがあったり、またあるときは設備が不十分でいつも以上に荷物を持っていく必要があったりします。
また、仕事の通勤途中や合間などのふとした瞬間に、「今回はあれを持っていこう。」と思いつくこともありますよね。
そんなときに標準で作っているリストを新しいメモにコピー&ペーストして、標準のメモに書き足したり減らしたりすることで対応しています。
キャンプに行くときは、このリストを見て準備すれば、効率化を図れるし、忘れ物が少なくなること間違いなしなのでぜひ試してみてください。
持ち物リスト
我が家のリアルな持ち物リストを紹介したいと思います。
リストを公開したあとで補足の説明や多少のコメントをしたいと思います。
◯基本編
□テント
□グランドシート
□テント内マット
□ベグ
□ベグハンマー
□テーブル
□チェア(人数分)
□クーラーボックス
□ランタン(おすすめは人数分)
□ゴミ箱
□寝袋
□シート
□着替え
□防寒着
□タオル
□歯ブラシセット
□救急セット
□ウエットティッシュ
◯キッチングッズ編
□ガスバーナー
□ガス缶
□クッカーセット
□ホットサンドメーカー
□食器セット
□カトラリー・箸類
□まな板
□包丁
□調味料
□洗剤&スポンジ
□ゴミ袋・ビニール袋
□ウォータージャグ
◯プラスであったらいいもの編
「焚き火セット」
□焚き火台
□焚き火シート
□着火剤
□軍手
□火吹き棒
□火ばさみ
□汚れていいタオル
□モバイルバッテリー
□お風呂セット
◯冬キャンプのプラスの持ち物編
□湯たんぽ
□ラグ
□カイロ
□石油ストーブ&石油
□ストーブガード
□一酸化炭素チェッカー
□電気ファンヒーター(電源サイトであれば)
□電気毛布(ポータブル電源があれば・電源サイトであれば)
□電気カーペット(ポータブル電源があれば・電源サイトであれば)
◯夏キャンプのプラスの持ち物編
「虫除けグッズ」
□蚊取り線香(森林香があればいらない)
□森林香
□虫除けスプレー
□扇風機
□水着
□日焼け止め
コメントとアドバイス
あくまで参考ですが、そのようなものをリスト化してこれを見ながらキャンプの準備を行っています。ですが代用できるやこれはおすすめだよっていうモノもありますので、そのあたりを紹介したいと思います。
◯基本編について
テーブルは、トランクカーゴを使うという手もあります。

トランクカーゴは本来中に荷物を入れて持ち運ぶためのものですが、人が上に座ってもビクともしないほど丈夫なので食事や調理の際に多少重いものを上に乗せても全然大丈夫です。
なにより、荷物のケースとテーブルの両方の機能をもたせることができるという一石二鳥のギアなので我が家では重宝しております。

トランクカーゴ公式サイト https://www.trunkcargo.jp/
他にもホームセンターのDCMやカインズでは、トランクカーゴの蓋を裏返したところに置けるスノコを販売しており、そのスノコを裏返した蓋に敷くことでテーブルのように使用することができるようになっています。
◯キッチングッズ編について
キャンプグッズを揃えるのにもお金がかかるのにキャンプ用のキッチン用品まで購入するとなると大変なので、最初はどのご家庭にもあるキッチングッズを持っていくといいと思います。
ガスのカセットコンロに家にある鍋やフライパン、食器類を持っていくので十分です。
食器類は落としても割れないプラッチック製品やBBQで使う紙皿・紙コップを使うといいでしょう。
100円ショップにはおしゃれな紙皿や紙コップが売っているので、それらを使うことで気分も上がりますし、後片付けの手間も省けるのでいいですね。
少しお金に余裕があるよという方は、メジャーなキャンプメーカー(例えば、コールマンやキャプテンスタッグ)からファミリー向けの食器セットが売られているのでこちらを購入されるといいでしょう。
デザインも統一されていますし、何よりベテランキャンパー感が醸し出されます。※個人差があります(笑)
◯プラスであったらいいもの編について
プラスであったらいいもの編で一番重要なのは、「汚れてもいいタオル」です。
キャンプに行くと特に冬の時期は結露で朝起きるとテントに水滴がついて濡れている状態になりますし、突然の雨はキャンプをしていると出くわすことも多々あるでしょう。
そんなときびしょ濡れになった道具をそのまま車の中にいれることに抵抗があると思いますので、タオルがあるだけでテントやギアを簡単に拭き取ってから車に乗せることができます。
あと、焚き火セットに関しては正直なくてもいいものかもしれないと考えています。

というもの、焚き火にはメリットとデメリットがあると考えており、メリットとしては
- 非日常感を味わえる、子どもに焚き火の体験をさせてあげる
- 寒い時期には暖を取れる
- 焚き火を見ていると心が和む
という大きな利点があると思います。
しかし、デメリットとしては、
- 焚き火台や薪・炭などの燃料を準備しないといけない
- 灰や燃えカスの処理、焚き火台の後片付け
- 子どものやけどの恐れがある
も当然でてきます。
我が家では、焚き火をしないことのほうが多いです。
焚き火をしなくとも十分にキャンプに行けばなにをしてても楽しいですし、そんな場所にいけば子どもに自然体験を味合わせることができると思います。
ですので、「キャンプにきたらキャンプファイヤーだ!」などと頑張らずに、気楽にキャンプを楽しんでもらえればいいと思います。
心に余裕持って、どうしても焚き火をやりたければやって、もし別にやらなくてもいいと考えているなら焚き火はなしにすることで意外とのんびりできて空いた時間でほかに楽しいことができるかもしれません。

◯冬キャンプのプラスの持ち物編について
冬キャンプでは防寒グッズはしっかりと持っていきましょう。中でも一番のおすすめは湯たんぽです。
掛けたコスト以上に快適に冬キャンプを過ごせること間違いなしです。
湯たんぽは、大きく分けて2種類。昔ながらの金属でできていて、蓋を開けた状態で水を入れた湯たんぽをそのまま温めてから使用するタイプと温めたお湯を入れて使う普通のプラスチック容器の湯たんぽがあります。
この点は、普段使いも兼用でいきたいなら普通の湯たんぽでいいと思います。
私の場合、ナルゲンボトルをタオルなどに包んで湯たんぽ代わりにするようにしています。キャンプ場までは飲み水を入れていって夜に飲み終わったらお湯を入れて湯たんぽにしています。
これです。見たことある方も多いのではないでしょうか。
ナルゲンボトルは元々薬品を入れておくために作られたもので、マイナス20度〜100度までの耐熱性があるので熱いお湯を入れても大丈夫です。
2リットル用のナルゲンボトルにお湯を入れて大きめの靴下に入れるか、タオルで包んで寝袋の中に入れておくと朝まで温かいです。


それでは子どもは湯たんぽどうするのとなりますよね。湯たんぽのような温かいものを入れておくと低温やけどが怖いですし、そもそも家族全員分の湯たんぽ買わないといけないとお財布に優しくないですよね。
そういったときには、温かい飲み物が入れられるペットボトルを湯たんぽ代わりに使いましょう。

自動販売機で買えますよね。これに80度までのお湯を入れて湯たんぽ代わりに使いましょう。
注意することは元々湯たんぽ用ではないので、ペットボトルの耐熱温度は80度までしかいれてはいけないということです。
何度も言いますが80度以上のお湯を入れることのないように、そして必ずタオルや靴下で包んであげて寝袋に入れましょう。
◯夏キャンプのプラスの持ち物編
私が夏のアウトドアに一番におすすめしているのは、虫除けスプレーです。中でも一番のおすすめは、

よく夏のアウトドアのおすすめで出てくるのは、パワー森林香や蚊取り線香ですよね。

でもこれって、そもそも蚊取り線香の周りにいないと効果ないですよね。でも、虫よけスプレーなお肌に直接吹きかけるので効果抜群です。
しかもこの虫除けスプレーのいいところは、「ヤマビル」にも効果があるところなんです。
ヤマビルは山にいる動物や人間の血を吸うヒルで、雨が降った後などのジメジメした山林の中にいたりします。私は過去に山道をさっと通過しただけなのに、数匹のヤマビルが足首にくっついて来た経験があります。
そして、気が付かない内に臀部をヒルに噛まれていてパンツが血だらけになりました。
その光景を思い出すだけでゾゾッと身震いします。
この虫よけスプレーは、ヤマビルにも効果があるので足首にも吹きかけておくことでヤマビルから実を守ることができる優れモノなんです。
最後に
以上、私のキャンプ持ち物リストとワンポイントを紹介しました。これらがみなさんの参考に少しでもなればと思います。
最後まで見ていただいてありがとうございました。
コメント